【格言】金底の歩岩より堅し
説明
○8段にいる金の下(下段)に歩を置くこと。
○敵の飛車による横攻めに対して指す。
○金と歩が互いに連結することで、頑丈な壁となり、相手は攻めを手こずる。
○守り駒の金に歩を足して、守りをより強固にして時間を稼ぎ、その間に敵陣を攻め落とす。
説明図
8段に金、下段に歩の形。
相手の7九龍が攻めにくい形である。
現代社会で解釈すると
将棋では守備を固めてから攻めるとうまくいくケースがある。
これはビジネスでも同じである。
ビジネスにおける守りはコスト削減、既存顧客の維持。
ビジネスにおける攻めはシステム投資やM&A、新規出店、新規顧客の獲得。
大学受験でもいえる。
大学受験でいう守りは基礎固め。国立受験の場合はセンター試験対策。
大学受験でいう攻めは応用問題。国立受験の場合は2次試験対策。
どちらにおいても守りがより強固であれあば、攻めに多くの時間を割くことができる。
ビジネスにおいて、既存顧客をしっかり確保し、安定収益を出すことで、余裕をもって新規事業・新規顧客への投資ができる。
大学受験において、基礎を一度しっかりと固めることで、それ以降の時間を応用問題に注力できる。
「金底の歩岩より堅し」で韻踏み格言
「親族の縁岩より堅し」
親族との縁は特別なものです。何があっても最後まで味方でいてくれる人たちを大切にしましょう。
「キンドルの書シワヨレがなし」
電子書籍であるキンドルのメリットは、場所を取らずダブレット一台に多くの書を持ち運べることと、シワや汚れに悩まされない点にあります。