棋聖戦について

棋聖戦とは?

8大タイトルの一角で、1951年に開始した産経戦が前身と言われている。2018年、ヒューリックが特別協賛として入り、以降棋聖戦ヒューリック棋聖とと呼び名が変わった

名前の由来

将棋や囲碁で圧倒的な才を持つ者への尊称を棋聖といい、それがタイトルの由来となった。

主催

主催  :産経新聞
特別協賛:ヒューリック

開催時期

予選   : 5月~1月
本選   : 2月~4月
タイトル戦: 6月~7月

賞金

優勝賞金:700万円

棋聖戦の仕組み

棋聖戦は
1次予選トーナメント
2次予選トーナメント
決勝トーナメント
棋聖戦
の4つの流れで構成されている。

1次予選トーナメント

棋聖戦は棋士、女流棋士2名に参加資格があります。

1次予選は持ち時間1時間の短期決戦で行われ、8人が2次予選トーナメントへと駒を進めます。

 

2次予選トーナメント

棋聖戦2次予選トーナメント

 1次予選を制した棋士と2次予選からのシード組による2次予選トーナメントです。

 このトーナメントを勝ち抜いた棋士8名以上が決勝トーナメントへと駒を進めます。

~シード条件~

①B級2組以上の棋士
②棋聖への挑戦経験者
③前期決勝トーナメント出場者

決勝トーナメント

棋聖戦決勝トーナメント

 次予選を制した棋士と決勝トーナメントからのシード組による決勝トーナメントです。

 このトーナメントを勝ち抜いた棋士が棋聖への挑戦権を獲得できます。

~シード条件~

①現タイトル保持者
②永世棋聖資格者
③前期決勝トーナメントベスト44以上

棋聖戦

棋聖戦

 1次予選トーナメント、2次予選トーナメント、決勝トーナメントを見事勝ち抜いた棋士がついに棋聖に挑みます。

 棋聖戦は番勝負。全国の旅館・ホテルを回りながら対局し、先にした人が棋聖タイトルを獲得です。

 そして、持ち時間は4時間。1局を1日で行う1日制です。

合わせて読みたい記事

関連記事

詰将棋

中盤戦の攻防

将棋の格言と韻踏み大喜利

手筋