【格言】居玉は避けよ

説明

○玉駒を初期配置から動かさずに戦いを進めるのは危険である。
○対局が進むにつれ、玉と飛車の両取りを掛けられり、全方向から攻められる可能性があるためだ。
○目先の攻めに目がいってしまうものだが、対局全体に視野を広げると玉をしっかりと安全地帯に避難させてから戦った方が良いということ。

説明図

飛車・王両取り

一例だが、居玉であるがために、王手・飛車取りになる可能性あがる。

現代社会で解釈すると

目先の攻めに目がいって、守りを疎かにしてはならない。

お客さんと会話で盛り上がって、いい案件が出てきたからと言って担当の判断だけで進めるのは危険だ。

案件を遂行する人材はいるのか、予算はあるのかなど、担当のみでは判断できないことがある。

しっかりと上司や関係部署への確認や時には稟議をとってから、お客さんに提案するべきだ。

(※稟議とは案件を進めていいかを上司や関係部署に審査してもらうための回覧資料である)

お客さんには案件を進めると言ったのに、後から会社で確認したら進められないとなってしまった場合、お客さんの信用を一機に失ってしまう。

将棋でも攻めたい気持ちは分かるが、一度玉を囲ってからでも遅くない。





「居玉は避けよ」で韻踏み格言

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