王将戦について
王将戦とは?
8大タイトルの一角で、1951年に一般棋戦からタイトル戦へと格上げ。2021年に綜合警備保障が特別協賛として入り、ALSOK杯王将戦とと呼び名が変わった。
名前の由来
将棋で最も大切な駒である、王将駒から名前をとったタイトルである。
主催
主催 :毎日新聞、スポニチ
特別協賛:ALSOK
協賛 :囲碁・将棋チャンネル、TACHIHI
開催時期
予選 : 1月~8月
本選 : 9月~12月
タイトル戦:翌1月~3月
賞金
優勝賞金:800万円
王将戦の仕組み
王将戦は
①1次予選トーナメント
②2次予選トーナメント
③挑戦者決定リーグ
④王将戦
の4つの流れで構成されている。
1次予選トーナメント
王将戦は棋士にのみ参加資格があり女流棋士やアマは参加できません。
1次予選は持ち時間3時間の短期決戦で行われ、18人が2次予選トーナメントへと駒を進めます。
2次予選トーナメント
1次予選を制した棋士と2次予選からのシード組による2次予選トーナメントです。
このトーナメントを勝ち抜いた棋士3名が挑戦者決定リーグへと駒を進めます。
~シード条件~
①タイトル保持者
②A級棋士
③永世称号呼称者
④前期挑戦者決定リーグ下位3名
挑戦者決定リーグ
2次予選を制した棋士と挑戦者決定リーグからのシード組による挑戦者決定リーグです。
この総当たりリーグにおいて最高成績を出した棋士が王将への挑戦権を獲得できます。
~シード条件~
前期の挑戦者決定リーグで上位4名
王将戦
1次予選トーナメント、2次予選トーナメント、挑戦者決定リーグを見事勝ち抜いた棋士がついに王将に挑みます。
王将戦は7番勝負。全国の旅館・ホテルを回りながら対局し、先に4勝した人が棋聖タイトルを獲得です。
そして、持ち時間は8時間。1局を2日にかけて行うこともあります。その場合、1日目の終わりには封じ手を行います。
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