【格言】三桂あって詰まぬことなし
説明
○相手の駒を飛び越えて、2つ斜め前に進む桂馬。
○桂馬は合駒できず、王将で取ることもできない(離れているため)。
○特殊な駒が3つも合わされば、詰ますことができるという話。
説明図
桂馬3枚を使って、詰ませた形である。
特殊な動きをする桂馬が3枚もあれば、かなりの場所に利きを持たすことができる。
現代社会で解釈すると
桂馬は相手を超えて、いきなり懐に入ってくるコミュニケーション能力が非常に高い駒。
会社の飲み会や地元の忘年会などで、誰とでも仲良くできる人間がいると、その人間がいるテーブルは大盛り上がりです。
しかも、そんな人間が3人もいれば、どのテーブルでも会話が絶えず、会全体が笑いで包まれます。
飲み会や忘年会がおとなしいと、「今日はあいつがいないから静かなんだ」と感じることがあります。
桂馬は将棋ではあまり目立ってはいませんが、いないと途端に寂しくなる点は日常と同じですかね?
「三桂あって詰まぬことなし」で韻踏み格言
「関係あって困ることなし」
人脈は宝です。特に社会では、多くの人と接点を持つことは自分の価値を高めることに繋がります。
「サンデイなって止まるこの足」
一日一日を頑張って歩くのが人生ですが、日曜日になると月曜日からのことを考えて立ち止まりたい気分になります。
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