「対振り右四間飛車」を学ぶ

完成図

対振り右四間飛車の完成図

基本形手順(先手番)

特徴

基本情報

○名前 :対振り右四間飛車
○読み方:たいふりみぎしけんびしゃ
○展開 :急戦、持久戦
○囲い :舟囲いから矢倉系統の囲い

同系統の戦法
狙い

4筋を飛車・角・銀・(桂馬)で制することです。

戦法の使い方

2五地点に桂馬を跳ねる(先手番)

ポイント

1.先手2五桂(27手目)で後手2二角と逃げた後、後手2五歩(32手目)で先手の桂馬は取らるがこれは想定内。

2.先手4五飛(35手目)を見ると、先手は桂馬の駒損状態だが、先手には4四の拠点と2五飛と回る手があるのに対し、振り飛車の後手は飛車が狭い。これは先手有利の状況である。

銀・角を積極的に交換し、勝負を決める(先手番)

ポイント

1.先手4五歩(29手目)と突くタイミングは、後手が美濃囲いを完成させ、4三に後手銀、3三に後手角と配置されたタイミング。

2.先手4四角(33手目)を銀で取ると、後手同銀、先手同角の次に後手42飛と飛車が回る手が後手の良い手となってしまう。

3.ここからは先手が一気に寄せる。

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