「ひねり飛車」を学ぶ

完成図

ひねり飛車の完成図

基本形手順(先手番)

特徴

基本情報

○名前 :ひねり飛車
○読み方:ひねりびしゃ
○展開 :急戦、持久戦
○囲い :美濃囲い系統の囲い

同系統の戦法
狙い

相掛かりから始まる石田流です。
美濃囲いに変形することで、相手を翻弄します。

戦法の使い方

歩・桂馬・飛車・角で徐々に攻めていく。(先手番)

ポイント

1.後手8二飛(24手目)は、もしも後手8九飛成とすると、次の先手8八角で飛車の逃げ道が無くなるため、飛車を引く。

2.相掛かりから先手7六飛(27手目)と石田流に変形。

3.後手は慌てて穴熊を組む(38手目)が、先手は坊主美濃で囲う(37手目)。

4.先手6六歩、6五桂と早く攻めたいが、後手の角が9一角成で香取となると、玉頭が苦しい。また、馬が9八と下がった時が、飛車・角両取りになる。銀を徐々に上げていき、後手の角筋をずらすことが先手の狙い。

 5.相手の角が動いたら、先手は一気に歩・飛車・桂馬・角で攻める。

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