「金」の手筋２パターン
将棋のルールを覚えた後は、実際に将棋で勝つための方法を学びます。そこで、重要なもののひとつに「手筋」があります。
今回はその中の「金」の基本手筋について学習します。「金」は下斜め以外すべてに動ける、強い駒として有名です。
将棋を覚えたての初心者の方でも「金」の強さは感じると思います。今回はそんな強い「金」駒の手筋を２つ説明します。
それでは、早速「金」基本手筋を学習していきましょう。
①尻金
相手の王将の裏に金をはること。
図１
（図１）３一地点に金を貼ります。これを「尻金」と呼びます。王将が４二と移動すると、４一飛成で詰みになります。
図２
（図２）相手の王将が２二に逃げても、２一金と追いかけます。
図３
（図３）一番右端に来たら、相手王将は２二地点にいくしかないですが、２一飛車成と飛車が寄ることで詰みとなります。
②頭金
相手の王将の前に金を貼る。多くの場合、この一手で詰みとなる。
図４
（図４）よく光景する図かと思いますが、この王将の前に金を置くことを「頭金」と呼びます。
まとめ
今回は「金」の手筋を２パターンご紹介しました。「金」の強さを再確認できましたかね。
「金」の手筋に関して、動きと合わせて名前も覚えてみてみましょう。今回説明した場面が出てきたら、是非試してみて下さい。
