「3七銀戦法」を学ぶ

完成図

3七銀戦法の完成図

基本形手順(先手番)

特徴

基本情報

○名前 :3七銀戦法
○読み方:さんななぎんせんぽう
○展開 :持久戦
○囲い :矢倉系統の囲い

同系統の戦法
狙い

銀と桂馬を起点に、角・飛車・香車で1〜3筋の後手の弱点を狙います。

戦法の使い方

2筋から攻めるパターン(先手番)

ポイント

1.先手3五歩(27手目)から、4六角(31手目)は敵飛車への圧力となる。

2.互いに矢倉囲いを組んだ後は、先手3六銀(39手目)、3七桂(41手目)で攻める準備をする。

3.先手2四歩(49手目)に後手同銀ときた場合、先手2四銀とし、銀交換から桂馬で攻める。

4.先手2五桂(53手目)から先手3三歩打(55手目)が手筋。後手の角筋を閉じるのが狙い。

3筋から攻めるパターン(先手番)

ポイント

1.先手3五歩(27手目)から、4六角(31手目)は敵飛車への圧力となる。

2.互いに矢倉囲いを組んだ後は、先手3六銀(39手目)、3七桂(41手目)で攻める準備をする。

3.先手は2五歩を上げないのがポイント。桂馬が跳ねる余地を残しておく。先手3八飛(45手目)と3筋に飛車をずらす。

4.先手は4六の角の睨みを使いながら、右端を攻めていく。

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