将棋のルール
(初心者向け)
将棋は古来より伝わる日本の伝統的な遊びで、織田信長や徳川家康といった戦国時代の武将達にも遊ばれていました。
ここではそんな将棋のルールについて図を見ながら学ぶことができます。
駒の初期配置とルール
![将棋の盤面と駒の画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-24-10.04.14-1-768x766.png)
将棋は先手(先行)、後手(後攻)が交互に駒を動かし、
先に相手の「玉将」を取った方が勝ちのゲームです。
将棋の初期配置は図の通りになります。
王の位置には、玉将と王将の2種類の駒があり、上位の人が王将を、下位の人が玉将を使うという慣例があります。
駒の動かし方と成り
![1 将棋駒「歩」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/1-6-100x100.png)
![2 将棋駒「ト」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/2-9-100x100.png)
歩兵(ふひょう)
前に1マス動かせます。
と金(ときん)
歩兵が成った駒。
金将と同じ動きをします。
![3 将棋駒「香」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/3-7-100x100.png)
![将棋駒「杏」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/4-8.png)
香車(きょうしゃ)
縦に好きなだけ動かせます。
成香(なりきょう)
香車が成った駒。
金将と同じ動きをします。
![5 将棋駒「桂」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/5-2-100x100.png)
![6 将棋駒「圭」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/6-1-100x100.png)
桂馬(けいま)
2つ前の左右のマスに動かせます。
成桂(なりけい)
桂馬が成った駒。
金将と同じ動きをします。
![7 将棋駒「銀」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/7-100x100.png)
![8 将棋駒「全」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/8-100x100.png)
銀将(ぎんしょう)
前、右斜め上、左斜め上、右斜め下、左斜め下に動かせます。
成銀(なりぎん)
銀将が成った駒。
金将と同じ動きをします。
![9 将棋駒「金」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/9-100x100.png)
金将(きんしょう)
前、右斜め上、左斜め上、左右、後ろに動かせます。
![10 将棋駒「角」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/10-100x100.png)
![11 将棋駒「馬」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/11-100x100.png)
角行(かくぎょう)
斜めのマスに好きなだけ動かせます。
馬(うま)
角行が成った駒。
角行の動きに加え、前後左右に動かせます。
![12 将棋駒「飛」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/12-100x100.png)
![13 将棋駒「龍」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/13-100x100.png)
飛車(ひしゃ)
縦と横のマスに好きなだけ動かせます。
龍(りゅう)
飛車が成った駒。
飛車の動きに加え、4方の斜めに動かせます。
![14 将棋駒「玉」画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/14-100x100.png)
![](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/07/名称未設定のコピー-12.png)
玉将・王将
(ぎょくしょう・おうしょう)
全方向に1マスだけ動かせます。
※玉将と王将の動きは同じです。
各駒の重要度
![将棋駒の強さ順の画像](https://komanone.net/wp-content/uploads/2021/08/小見出しを追加-768x432.png)
実戦では、相手も簡単には駒を取らせてくれないため、
互いに駒を取り合う駒交換になる場合が多いです。
駒の重要度を覚えることで、損をしない駒交換をしましょう。