【格言】玉の早逃げ八手の得

説明

○敵が一機に攻めて前に玉を逃がすことで、結果として8手分もの得があるということ。
○先を読んで早いうちから備えることで、終盤の戦況を有利に進めることができる。

説明図

早逃げ①

玉は次に7八と早い段階で逃げることで、すぐには相手から詰まない形となった。

現代社会で解釈すると

お得意先の業績が怪しくなっているように感じたら、別の販売先・仕入先を探したり、銀行なら回収に手を回すべきである。

あくまでビジネスであるため、お得意先だからと油断してはいけない。

会社が潰れてからでは遅いのだ。

少しでも危険を察知したら、次の作戦を考え、動き始めることで、結果として大損害を避けることに繋がるかもしれない。

会社でも投資でも、損害を抑えることができたら、抑えら分だけ得したと考えていい。

「玉の早逃げ八手の得」で韻踏み格言

食べ物を駆け込む
「食の早入れ八手の損」

 急いで食事をすることは体に良くありません。満腹感を感じにくくなるため、肥満や糖尿病のリスクが高まるそうです。

  ふぐ
「フグを捌いて取ってよ毒」

 フグは皮や内臓に毒を持つ魚で、食べてしまうと死にいたる危険性があります。捌くには専用の免許が必要なので、釣り上げても食べないように気をつけましょう。

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